シンプルなローキャビネット
<きっかけ>
・ローキャビネットの配置替えをすることになって
・書斎の収納が不足している(DIYグッツ増w)
・ミルクペイントが簡単に塗装できると耳にする(気になる)
手探りではじめてみましたが、意外とスムーズでした!
作業自体とっても楽しいので、ご興味あればぜひお試しください。
目次
ローキャビネットのアンティーク化 ビフォーアフター
ビフォー
シンプルでどこにでも馴染めるデザイン。それが~?
↓↓↓
アフター
癖、つよいな~w
アンティーク風のローキャビネットにしたつもりで、個人的には気に入りました(^_^)v
早速、改装中の書斎へセッティング!
壁に板はったり、コンクリート調にしたりしています
材料はこちら(金額はザックリ)
・ミルクペイント ピスタチオグリーン 450ml
1600円×1ケ
900円×1ケ
・アンティークワックス
2000円×1ケ
・天板(パイン集成材)
1000円×1ケ
・モールディング
150円×4ケ
・取っ手
100円×2ケ
合計で約6,000円
塗料関係はまだまだ残っているので、実質の材料費は3000~4000円程度かと思います。
使用した工具類
・メジャー
・やすり
・ハケ
・ドライバー
・マスキングテープ
・布
・お皿
ローキャビネットDIY アンティーク風にする方法
アンティークイメージづくりでスケッチ
ヘタでも良いので絵にするとイメージがわいてきます。自由帳に落書きするように気楽に取り組みましょう。結構楽しいですよ〜
でも。。
ちょっと恥ずかしいので写真は割愛します(*'ω'*)
DIYの材料調達
天板用のパイン集成材ですが、ちょうど良いサイズがあったので加工はなし。
塗料は初心者に優しいと噂のミルクペイント&アンティークワックスを選びました。
パイン集成材とは?
優しい木目で加工がしやすい、DIYお馴染みのパイン材。1本の木から切り出す無垢材ではなく、複数の木から切り出して節や割れなど欠点部分を取り除く等の加工を施し繊維方向をそろえて接着した材料が集成材。強度や耐久性に優れ、組み合わせて作るため無垢材にない寸法の材料がつくれるというのが主なメリット。
ミルクペイントとは?
16色。ツヤのない発色で、やわらかい質感で単色でも満足のいく仕上がりに。(組み合わせて別色もつくれます)
ミルク原料を使用した天然由来のペイントだからか、臭いも少なく換気さえしていれば室内でも問題なし。水で薄める必要もなくそのまま塗れるのも初心者DIYerにはおすすめポイント。伸びもよく乾燥も早い。
アンティークワックスとは?
天然素材のミツロウ(蜜蝋)が主な原料。ミルクペイントと同じターナー社ということもあってか、伸び乾き臭い、どれも優秀。木目を生かしてアンティーク調にしたいときには検討したい材料です。
購入はホームセンター&100均。
あれこれ考えながらウロウロするのって楽しくないですか?笑
初心者が簡単に扱えて仕上がりもかわいい塗料『ミルクペイント』
(今回使用したものをピックアップ)
木目を生かしてアンティーク調にしたいときは『アンティークペイント』
アンティーク部材を仮止めして雰囲気確認
「モールディング」と「取っ手」と「天板」
この3点セットで随分雰囲気変わります。
万能ノコで、それなりに切断できました。
ガタガタしているとこも含めてアンティークってことで、オッケーです!
天板のアンティークワックスがけ
さぁー、塗り込んでいきましょう!
荒目でザッとヤスリ掛けして掃除して
布で薄めに塗り込んでいきます。
よく伸びて乾きも早く作業はあっという間。
あと軽く10枚はいけるほどワックスは余っています笑
アンティークっぽさを醸し出すモールディングを固定
扉の長番を外して、モールディングは木工ボンドで接着するだけ!
ミルクペイントによる塗装(メイン!)
今回のメインディッシュ。
下準備
・塗らないところの見切りはマスキングテープを貼ります。
中は塗装しません。入れるものを主役にするためです(本当はただの手抜きです)
・塗るところは粗目(120番くらい)のやすりがけを行います。
粉ふく程度のザックリでOK。この工程は軽くでも地味に疲れますねw粉っぽくなるので外でやりましょう。
せがれ登場。
安定のパジャマ&寝ぐせスタイル。
ミルクペイントですが、臭いが非常に少なくて子供に扱わせても安心できました。
伸びもよくすいすい塗れるので、大人も子供も楽しく作業できます。
左:一回目 薄塗り
右:二回目 仕上げ
乾いてしまうと剥がれる範囲が広がるので、二回目の塗装が乾かないうちにマスキングを剥がします。
多少、塗料が回り込んでいますが、細かいところは目をつぶりましょう。
初心者DIYer 塗装に大切なことを学ぶ
ズバリ、「やすりがけ」
セロハンテープ実験にて検証しましたが、やすりがけしていない方は簡単に剥がれてしまいました💦
少し手間が必要ですが、かけましょう。
(ヤスリしない時はプライマーで下地処理)
※黒のマステ上(各写真左側)はやすり無しゾーン。
ローキャビネットの組み立て
セリアで購入した取っ手はネジ付き。
墨出しして、ねじ込みます。
取り外した長番も復旧します。
アンティークメディウムで汚れ感
これこそ手探りです💦
刷毛に軽くつけて、皿や布で量を調整してからさするように塗ります。
なんせ初めてなのでネット情報を頼りに進めていますが、角や取っ手部分など、こすれそうなところを中心に、少しずつなじませていく感じですね。
まぁ、考えすぎず、芸術家にでもなったつもりでやっちゃいましょう。
失敗しても上塗りしてしまえば問題はなし!
まずまずの仕上がりかも!?
天板は木工ボンドのみで接着!
息子は左が好き・親父は右が好き。
妻は配置する場所によるわ~。
満場一致とはなりませんでしたが、人ぞれぞれで良いではありませんかwww
ローキャビネットのアンティークリメイク、完成!
アンティークの表現が素人丸出しな感じで申し訳ないですが、今回のDIYをきっかけに「塗装」の楽しさを味わうことができました。
家具の表情がみるみる変わっていくのでやりがいがあります。
書斎に新しい好きが加わりましたし、しばらくは自己満に浸れそうです笑
ローキャビネットのアンティーク化DIYを終えて
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
たとえ不慣れであっても、ミルクペイントなどの作業性が優しい塗料であれば、それなりに仕上げることができることが実感できました。
「塗る」をこれからも挑戦していきたいと思います。
今回の体験が少しでも参考になれば幸いです。
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