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沓摺(くつずり)という、ドアの下の出っ張りという、床の見切りという、普段はなかなか気にしない部位ではありますが、こちらに注目してみました。
本日は、 「キズらだらけになった沓摺(くつずり)のリペア」に挑戦した実体験を記事にします。
ちょっと地味ではありますが、大事なのはコツコツ積み上げていくことです。
扉の下の出っ張りをご覧ください。(リペア後)
この部材ですが、掃除機とか子供の車とか何かにつけてぶつかるため、表面の化粧板が剥がれてしまい、素地が出てしまっていました。
リペア前
みっともないですし、目に入るとガッカリしますし、ダメージ大きすぎておうちが可哀そうに思えてきました。
(化粧仕上げでなく本物の木の場合は傷や凹み程度かと思います)
目次
ビフォーアフター
大人の目線からなら、ほとんど気にならないくらいまで回復出来ました。
拡大すれば多少気になる方もいらっしゃるとおもいますが、こんなに床にべばりついて見ることはありませんので問題ないでしょう!
作業工程
使用した道具はこちらです。
補修ペン、補修クレヨン、マスキングテープ、ヤスリ等
①マスキングテープを貼って補修面以外を保護します。
②切れ端をカッターで切り取ります。中途半端なところも取ります。
③補修用クレヨンですが、床面に合うクレヨンがなかったので白と茶色の調合でどこまで床の色に近づけられるかやってみました。右の写真のイメージで砕いてお椀に入れます。写真は砕いたイメージですので量もバランスも実際は違います(白が多めでした)。
砕いたクレヨンをドライヤーで溶かしていきます。
④マイナスドライバーで溶けたクレヨンを傷口に塗り付けていきます。少し冷えると固形化してきます。少し厚盛くらいがお勧めです。今回の作業で一番おもしろかったです。個体から液体、液体から個体の状態変化を体感できます笑
⑤マイナスドライバーとヤスリで成形していきます。ちょっとクレヨンの厚みが足りないと思ったときは、固形化した調合済クレヨンをマイナスドライバーで塗り付けると簡単に厚みを調整できます。ヤスリは600番と150番を使用しました。
この辺の作業でかなり腰がやられてきてめげそうになりました笑。適宜休憩しましょう。
⑥ある程度の形ができたらマスキングを剥がします。まだまだケバケバですし色味も違和感があります。
⑦カッターで見切りをピシッと決めて、ドライバーで曲面を整えていきます。曲面は大体でオッケーです。(こだわりすぎると時間がかかります)
⑧補修ペンで色味を寄せていきます。使用したのは明るめの茶色と白です。はじめ茶色、仕上げに白の流れですが、ちょっとずつ進めてください。ペンでちょんちょんと色を付けたら指で擦ってなじませる作業の繰り返しです。⑦、⑧工程はいったり来たりしました。
補修ペン作業は子供でも安全に作業できます。
約2時間かかりましたが、完成です!
アイテムのご紹介
補修材はこちらのものです。愛用しております。
始めて使用したときの記事です。よかったら参考にしていただければと。
まとめ
・日常生活で扉の下の沓摺(出っ張り)が傷ついている。
・補修ペンと補修クレヨンで修理できることがわかった。
・姿勢の悪い作業なので休憩を適切にとる必要がある。
お題「#おうち時間」
今回の評価
●妻採点 90点
よくがんばりました。
●自己採点 90点
腰に気を付けて作業すべし。
●コスト 2000円
購入品0円+作業時間2h×時給1000円
※新規購入した場合は購入品コストに計上します。
行動するきっかけがたくさん転がっています。
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